Time Machine(Macの世代間バックアップ)の設定がサーバー側で容量無制限になっていて、ストレージをひっ迫している可能性が高い。

[Volume DataVol1] Volume used size hits threshold(80%). Free size is 193.28 GB. Low storage space may affect the perfomance or file access,please expand volume capacity as soon as possible.

 

サーバー側の設定で既存のバックアップを削除して、上限を決めれば解決する。

 

解決方法

ver4.1のファームウェアを参考に今回は解説する。

ほかのファームでもだいたい同じと思われる。

 

ブラウザからサーバーのウェブ管理画面にアクセスしてログインする。

 

既存のバックアップの削除

コントロールパネル > アプリケーション >バックアップマネージャ > バックアップサーバー > Time Machine

より、[バックアップの管理]タブを選択。


バックアップがあるはずなので、全部選んで削除する。

容量によっては1時間ぐらいかかるかも。

ちなみに削除中も別のタブで管理画面にアクセスすれば、ほか操作は可能。

 

同じことが起きないようにするための設定

コントロールパネル > アプリケーション >バックアップマネージャ > バックアップサーバー > Time Machine

より、[Time MAchineのサポート]タブを選択。

上限を設定する。

0になっていると「無制限」という意味になりサーバーの容量がいっぱいになるまでTime Machine設定済みのMacの世代間バックアップが取られ続ける。

 

サーバー側に上限を設定してあげれば、その容量を超えないように古いバックアップから順に削除される。

設定しなければMacのバックアップでサーバー内がすべて埋め尽くされてしまう。

 

世代間バックアップ「Time Machine」とは?

Macに標準搭載されているバックアップ機能。

デフォルトではオフになっている。

Time MAchine対応で設定が有効化されているサーバーが同一ネットワーク内にあれば、Mac側からそのサーバーを選択して一方的にバックアップファイルを送り付け続けることができる。

しかもスナップショット(世代間バックアップ)なので、○月○日の状態のMacに戻す!

みたいなことができる。

 

いずれにしても自分で設定しないとこのバックアップは走らない。

 

 

 

どうやって原因に気づいたか

ウェブ管理画面にアクセス。

記事冒頭のエラーログが表示される。

[Volume DataVol1] Volume used size hits threshold(80%). Free size is 193.28 GB. Low storage space may affect the perfomance or file access,please expand volume capacity as soon as possible.


しかし、サーバー本体のとる付けられた外付けUSB HDD以外容量を食っているようには見えない。

 


 

管理画面右下のメーターのアイコンをクリック

 

TMBackup(Time Machine用の隠れたフォルダ)が犯人であることが分かった。

 

参考にしたサイト

Time Machine で Mac をバックアップする - Apple サポート (日本)

最強のバックアップシステム
  • HDDを複数搭載してデータ損失を防げるRAIDシステム
  • 専用アプリによるスマホデータのバックアップ
  • 専用ソフトによりPCからの自動バックアップ
  • PCとのファイル共有
  • 人・部署ごとにアクセス可能なフォルダを権限設定
  • 専用ソフトによりPCからの自動バックアップ
  • データを好きな日の状態に戻せるタイムマシン機能
  • 外付けUSB-HDDを用意すればさらにバックアップ可能

 

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